写真を撮りたくなる空間はこう作る

人が写真を撮る理由





そもそもなぜ人は写真を撮るのか?

理由はいくつかありますが、

記憶を残したい、感情が動いた証を残したい、
誰かに共有したい、「ここにいた」という証を残したい



人間の脳の構造上どうしても薄れていってしまう記憶を
少しでも残しておきたい、誰かに伝えたい、証を残したい


きれいだなと思ったとき。
面白いと感じたとき。
誰かに見せたいと思ったとき。
ここまで来たぞ!と証を残したいとき。


つまり一般的に人は何かしらの感情が動いている時にシャッターを切りたくなるものということです。
(もちろんお仕事で写真を撮られている方は別ですよ^^)






人が写真を撮るとき、そこには必ず理由があります。
「ここが好き」「誰かに伝えたい」「ここにしかない」——そんな感情です。







写真を撮りたくなる空間の条件




では、その「感情が動く空間」とは何でしょうか。

それにはいくつか共通点があります。



まずひとつは、
「ここにしかない」と感じられること。



どこでも見られる景色ではなく、
その場所ならではの個性や特徴があると、人は自然と足を止めます。
そして「残しておきたい」という気持ちが生まれます。

旅行先で大きく


OKINAWA

とか

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なんてモニュメントがあると撮りたくなるのはこれですね。







次に
ストーリーや世界観があること。

「なんとなく綺麗」だけでは、記憶には残りにくい。
そこに意味やコンセプトがあることで、
見る人の中に解釈や想像が生まれます。



ただ綺麗に盛り付けられた料理なのか、
それとも「地元の食材だけを使って、その土地の季節を表現した一皿」があったとします。
なんだったら、みたこともない不思議な形をしている野菜が盛り付けられてる、とか。


どちらも見た目は魅力的でも、
後者には世界観とストーリーを感じられます。


「なぜこの食材なのか」「どんな想いで作られているのか」
そういった意味を感じたとき、
その一皿はただの料理ではなく、“体験”に変わるんです。









そして
背景として成立していること。

人は写真を撮るとき、
“主役”だけでなく“背景”も同時に見ているんですね。



白いカップに注がれたコーヒーも、
何もない白い背景で撮るのか、
美しい湖のほとりで撮るのとでは

感じ方は全く違いますよね。






このようにして人が写真を撮るときの理由や条件は
感覚的に思えるようで、
意外とはっきりとした理由があるんですね^^










写真撮影においての壁画の役割




では、こうした「写真を撮りたくなる条件」を踏まえたとき、
壁画はどんな役割を持つのでしょうか。




これまで3つ、写真を撮る条件を挙げてきました。



「ここにしかない」と感じられるもの
ストーリーや世界観を感じられるもの
背景として成立していること




もうお分かりですよね^^


壁画は、これらの要素をひとつで満たすことができる存在です。







まず、壁画はその場所のために描かれるものなので、
「ここにしかない」唯一性をつくることができます。


なんせ壁に直接描かれているものなので、
全く同じものはこの世に1つとして存在しないのです。


そして既製品やプリントではなく、
その空間に合わせて生まれる表現であり、
筆跡や「実際に人間が描いている」という直接的なパワーは、
自然と人の目を引き、「残したい」と思わせるきっかけになります。




さらに、
ストーリーや世界観を空間に持たせることができる。


クライアント様と入念に打ち合わせを重ね、
大切なコンセプトをもとに描かれた壁画は、
その場所の意味や背景を視覚的に伝えます。






そして、
“背景として成立する空間”をつくることができる。


例えば、グラスに入ったオレンジジュースを
無機質なテーブルの上で撮るのと、
色や質感にこだわった壁画を背景にして撮るのとでは、
同じものでもまったく違って見えます。



つまり壁画は、
被写体の魅力を引き出す役割を十分担っているんです^^





さらに、そこに人物が入るとどうなるか。


同じように、何もない壁の前に立つのと、
印象的なビジュアルがある壁の前に立つのとでは、
写真の完成度は大きく変わります。


そして特別なポーズや演出をしなくても、
そこに立つだけで写真になる。



背景が整っていることで、
人も自然と引き立ち、写真として成立する。



だから“背景として成立している空間”は強いんですね^^



そういう場所では、
自然と「撮りたくなる」という行動が生まれます。




まとめ





これまで見てきたように、
人は理由があるときにしか写真を撮らいない
ということがお分かりいただけたかと思います。

写真を撮りたくなる空間は、偶然ではなく作り出すことができます。



人の心理を理解し、
その場所に必要な要素を設計することで、
「見る場所」は「撮りたくなる場所」に変える。




そして壁画は、ただ飾るためのものではなく、
その変化をつくるための強力な手段のひとつであり、
“写真を撮る理由そのもの”を空間に生み出すことができるんです。



人の感情を動かすものであり、行動を変えるきっかけになる存在です。





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