土地の魅力を可視化する
こんにちは!
旅する絵描きの aki です!
宿泊施設への壁画がどのような作用を生み出しているか、掘っていこうと思います!
今回は観光地に根付いたホテルや宿泊施設での話がメインになります^^
普段お仕事に明け暮れる日々、
たまには外にお出かけをして気分転換したいと思いますよね。
特に観光地、
都心から離れた海、山、川、あとはディズニーランドや遊園地も素敵です!
そして観光地の宿泊施設を訪れる人の多くは、ただ泊まるためだけではなく、
その土地ならではの体験を求めていることが多いです。
雄大な山々、美しい海、豊かな森林。
あるいは地域に受け継がれてきた文化や歴史、人々の暮らし、
遊園地特有のキャラクターがいたり、
ディズニーランドのホテルは世界観を感じさせるオブジェや絵がたくさん施されていますよね!
そうした土地の魅力は、パンフレットや説明文だけでは伝えきれないことも少なくありません。
壁画は、その地域ならではの自然や文化、物語やブランドを視覚的に表現できる手段です。
例えば山岳地域であれば山並みや四季の移ろいを、
海辺の町であれば海の色や波のリズムをモチーフに取り入れることで、
訪れた人はその土地らしさを直感的に感じることができます。
また、地域の歴史や伝統をアートとして表現することで、宿泊施設そのものが地域を知る入り口にもなります。
近年は効率化を考えられてか、どこへ行っても似たような内装やデザインを目にすることが増えています。
だからこそ、
その場所にしかない魅力を表現した壁画は、宿泊施設の大切な個性となり、
訪れた人の記憶に残る体験を生み出します。
壁画は単なる装飾ではなく、その土地の魅力を伝える「もうひとつの観光資源」とも言えるのです。

旅の記憶を豊かにする
みなさんは旅行から帰ったあと、
皆さんは何を覚えているでしょうか?
美味しかった食事や美しい景色、
一緒に過ごした人との会話などを思い出す方が多いと思います。
その中で意外と大きな役割を果たしているのが、「空間の記憶」です。
たとえば、
ロビーに入った瞬間に目に飛び込んできた大きな花のオブジェ。
部屋の壁に描かれていた、その土地ならではの自然や文化を感じるアート。
写真を撮りたくなったお気に入りの場所。
こうした印象的な風景は、旅の思い出と結びつきやすく、時間が経っても記憶に残り続けます。
「あの壁画があった場所、どこだっけ?」
「あのアート面白かったね」
そしてさらに、
人は情報だけでなく、感情と結びついた体験を強く記憶すると言われています。
「このホテル良かったな」
「またここに行きたいね」
なんて、人の印象に残すことによって、思い出すきっかけになれるわけですね。
だからこそ、壁画は単に空間を彩るだけではなく、
感情を生み出したり、思い出に残るきっかけにもなります。
ちなみに有名なドイツの心理学者によると、
人間の脳には「忘却曲線」というものがあって、
彼の研究では
20分後には約40%を忘れる
1時間後には約50%を忘れる
1日後には約70%を忘れる
1週間後にはさらに多くを忘れる
という傾向が示されました。
人間の脳は、1日経つと新しく得た情報の約70%を忘れてしまうと言われているんですね。
この実験は単語の記憶実験なので、
実際の旅行体験や感情の伴う出来事と完全に同じではありませんが、
いかに人間の記憶が儚いものかと言うのは伝わるかと思います。
ただここで、
感情が動いた出来事や印象的な体験は記憶に残りやすいことも知られています。
つまり本当に記憶に残るのは、単なるフォトスポットではなく、その場所らしさを感じられる体験です。
地域の自然や文化をモチーフにした壁画は、旅先でしか出会えない特別な景色となり、その旅の物語の一部になります。
その壁画の写真を見返した時、単なる写真スポットとして素敵、ということ以上に
その壁画の内容からその場所の体験を思い出すことが可能になります。
数年後に写真を見返したとき、
「あのホテル素敵だったな」
「あの旅は楽しかったな」
「もう一回行こうか」
そんな記憶を呼び起こしてくれる存在になるのです。

「また来たい!」と思ってもらえるように
近年は設備やサービスの質が上がり、
ある程度の金額を出せば、どの宿泊施設も一定の快適さを提供できるようになりました。
だからこそ、「なぜそのホテルを選ぶのか」という理由は、機能だけでは生まれにくくなっています。
そこで大切になるのが、その土地や施設ならではの物語です。
どんな想いで作られたのか。
どんな人に来てほしいのか。
どんな場所にあるのか。
その場所ならではの大切な個性を、
お客様に伝え、共感と体験を生み、ファンになります。
そして
「また来たい!」
と思ってもらえるきっかけを作ることができるんですね^^
壁画は、そうした言葉にならない想いを視覚的に伝えることができます。
その場所の魅力や想いを目に見える形にし、人の心に残る体験をつくる。
土地の魅力を伝え、旅の思い出を豊かにし、その場所ならではの物語を生み出す。
壁画が宿泊施設で選ばれる理由は、そんなところにあるのかもしれませんね^^








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